ヘバーデン結節の最新治療ガイドラインまとめ

ヘバーデン結節とは、指の第一関節(DIP関節)に生じる硬い腫れ(こぶ)で、手指の変形性関節症(手のOA:osteo arthritis)の徴候です

関節軟骨のすり減りによって骨同士がぶつかり、痛みや腫れ、変形(骨の増殖による結節)が起こります。

残念ながら、軟骨そのものを元に戻す根本的治療法はなく、痛みの軽減と指の機能維持が治療の主目的とされているものの、なかなか良い治療がないと言われてしまうことが多い疾患です。

その中で、現在の米国リウマチ学会(ACR)および米国整形外科学会(AAOS)のガイドライン(過去5年間で更新された最新の推奨事項)に基づき、主要な治療法と推奨度、新しい治療の動向についてわかりやすく解説します。

目次

主要な治療法とガイドラインの推奨

ヘバーデン結節の治療は、大きく「保存療法(生活習慣改善、リハビリ、薬物など)」と「手術療法」に分けられます。ACRの2019年ガイドラインでは、手指OAに対して有効性が示された治療について「強く推奨」または「条件付きで推奨」の評価がなされています​

以下に主な治療法と推奨度をまとめます。

  • 運動療法(リハビリ): 痛みの軽減や関節機能の改善に最も重要とされます。ACRは「強く推奨」しています​。手の開閉やグーパー運動、ボールを握る運動などで指関節の可動域を維持し、周囲の筋力を強化します。運動はすべての変形性関節症患者に勧められ**ており、痛みがあってもできる範囲で続けることが大切です。ただし無理な運動は不要で、痛みが強い日は休むなど調整しましょう。
  • 生活習慣の改善・自己管理: 体重管理関節の保護患者教育が含まれます。ヘバーデン結節自体は非荷重関節の障害ですが、肥満は手の変形性関節症発症リスクも高めるとの報告もあり、膝・股関節OAも併存しやすいことから適正体重の維持が推奨されます。また、痛みと上手に付き合う自己管理プログラムへの参加も強く推奨されています​。ACRはリウマチ財団と共同で「セルフマネジメント(自己効力感を高める教育)」を強く推奨しており​、痛みへの対処法や日常生活での工夫(物を持つときは指先ではなく手のひら全体を使う等)を学ぶと症状管理に役立ちます。必要に応じて作業療法士の指導を受け、関節に負担をかけない動作方法を習得しましょう。
  • 装具療法(スプリントやテーピング): 痛む関節を安定させ動きを制限することで痛みを和らげる補助具です。親指の付け根(第一手根中手関節:CM関節)については装具の有効性エビデンスが高く、ACRも「強く推奨」しています。一方、DIP関節やPIP関節など他の指関節用の装具(例:指先にはめるリング状のスプリント)については「条件付き推奨」となっています​。これは効果に個人差があるためですが、装具をつけると痛みが軽減する患者さんも多くいます。日中の活動時にはやわらかいサポーターやテーピングで保護し、夜間は硬めの副木で安静を保つ、といった使い分けも有効です。ただし長時間連続装着は筋力低下を招くので避け、適度に外して指を動かすようにします​。
  • 温熱・寒冷療法: 患部を温めることは血行を促し痛みやこわばりを緩和します。特に温水に手を浸すパラフィン浴(溶かしたロウに手を入れる)は手指OAの痛みに昔から用いられ、ACRも条件付きで推奨しています。逆に炎症が強いときは冷却も有効です。温熱・寒冷療法は比較的安全で自宅でもできるため、痛みの程度に応じて試してみる価値があります​。一方、鍼治療マッサージなどの理学療法も一部で痛み軽減に役立つ可能性があり、ACRは「条件付き推奨」と位置付けています(痛みへの即効性は小さいもののリラックス効果等が期待できます)。
  • 鎮痛薬の外用: 痛みが指の関節に限局している場合、塗り薬や貼り薬の利用が勧められます。とくにNSAIDs(非ステロイド抗炎症薬)配合の外用薬は関節の痛み止めに有効で、手のOAにも推奨される治療法です。ACRガイドラインでは、手OAへの外用NSAIDsはエビデンスがやや少ないものの「条件付き推奨」とされています​。例えばジクロフェナク(ボルタレン)ゲルを患部に塗ると、痛みが和らぐ患者さんが多くいます。カプサイシン外用薬(トウガラシ成分の軟膏)も痛みを感じにくくする効果がありますが、手指の場合は目に誤って触れる危険があるため推奨されません。実際、ACRは手のOAに対するカプサイシンクリームの使用を推奨しない立場です​。外用鎮痛薬は副作用が少ないため、まず試みる価値の高い方法です。
  • 内服薬(消炎鎮痛剤): 痛みが強い場合、飲み薬の鎮痛剤が使われます。NSAIDs内服薬(イブプロフェン、ロキソプロフェン、セレコキシブなど)はOAの痛みを和らげる主要な薬で、ACRも「強く推奨」しています​。一時的な除痛効果が高い反面、長期連用すると胃腸障害や腎機能悪化など副作用リスクがあるため、必要最低限の期間・用量で使用し、胃薬併用など医師の指示を守ってください。アセトアミノフェン(カロナールなど)は比較的安全な鎮痛薬ですが、痛み止め効果はNSAIDsより弱めです。慢性的な痛みにはあまり有効でないため、ACRの推奨度は「条件付き」にとどまります​(短期間の軽い痛みに用いるのは可)。肝臓への負担があり、過量は厳禁です。
  • その他の内服薬: デュロキセチン(商品名:シンバルタ)は抗うつ薬の一種ですが、慢性疼痛を和らげる作用があり、膝OAの痛み改善にエビデンスが認められています。ACRは他の手段で痛みが十分取れない場合に条件付きで推奨しており​、手指の痛みに使うこともあります(特に痛みで気分が沈みがちな場合に一石二鳥となりえます)。トラマドール(弱オピオイド鎮痛薬、商品名:トラムセット等)は、NSAIDsが使えないか効果不十分なときのレスキュー薬として位置付けられます。依存性などリスクのある「麻薬系」ですが比較的弱力で、短期的な追加鎮痛に限って条件付き推奨されています。眠気や吐き気など副作用に注意し、医師の指示のもと慎重に使用します。これ以上に強い麻薬(モルヒネなど)は、変形性関節症には通常用いられません(依存リスクに見合う効果が期待できないため)。
  • サプリメント(健康補助食品): 変形性関節症にはグルコサミンやコンドロイチンなどのサプリが広く宣伝されています。しかし、ACR/AF(関節リウマチ財団)ガイドラインではこれらの多くを推奨していません​。特にグルコサミンは大規模研究でプラセボ(偽薬)と差がないことが示されており、ACRは「使用しないよう強く推奨」=非推奨と明言しています。一方、コンドロイチン硫酸については手のOAに限り痛み軽減効果を示す研究があり、ACRは「条件付き推奨」としました。つまり、「劇的な改善は期待できないが、他に副作用の少ない手段として試す価値はある」という位置付けです。ただし膝や股関節のOAにはコンドロイチンも効果がなく、魚油(オメガ3)やビタミンDなども手OAの痛みを和らげる明確な証拠はありません。サプリはあくまで補助的な位置づけです​。
  • 関節内注射: 痛みの強い関節には、ステロイド(副腎皮質ステロイド薬)の関節内注射が行われることがあります。指の関節は小さいため技術が要りますが、患部に直接作用するため痛みを短期間(数週~数か月)和らげる効果があります。ACRガイドラインでは、手のOAに対するステロイド関節注射を「条件付き推奨」としています​。具体的には、外用や内服で十分効果がない場合に検討され、関節あたり年3~4回までに留めるのが一般的です​一方、ヒアルロン酸注射(いわゆる「潤滑油注射」)は、膝関節症で一時期用いられましたが、研究ではプラセボ注射と差がないことが示されています​。ACRも「膝OAおよび手のOA(親指CM関節)のヒアルロン酸注射は推奨しない」としています​
  • PRP療法(多血小板血漿注射。自分の血液から抽出した濃縮血小板を注射する再生医療)があります。手や足の関節へのPRP注射に関する複数の臨床試験をまとめた解析では、プラセボより痛みと機能を改善したとの報告があります​。ただし研究間のバラツキも大きく、軟骨再生効果などは未確定です。現時点でPRPは保険外の先進的治療であり、ACRやAAOSのガイドラインではまだ推奨されていません(今後のエビデンス待ちの段階)​。
  • 手術療法: 保存的な治療(上記のリハビリや薬)を行っても痛みが強く日常生活に支障が大きい場合、手術が検討されます。ヘバーデン結節などDIP関節の重度OAでは、一般的に「関節固定術(関節の骨融合)」が選択肢になります​。関節固定をするとその関節の曲げ伸ばしはできなくなりますが、摩擦がなくなるため痛みが取れるというメリットがあります。指先のDIP関節は動かなくなっても日常生活への影響が比較的小さいため、痛みが耐え難い場合には有効な最終手段と言えます​。一方、人工関節置換術は膝や股関節では一般的ですが、指の関節では耐久性や安定性の問題から成功率が高くないため滅多に行われません(※親指の付け根や手首など一部の関節では人工関節置換が行われることもあります​)。

以上を表にまとめると次のようになります。

治療法ACR推奨度(エビデンス)*解説
運動療法・リハビリ強く推奨痛みの軽減・機能維持に有効。特に膝OAで有効性確立。手指OAでも全員に勧められる基本療法​。指の曲げ伸ばしや握力強化訓練などを無理のない範囲で継続。
自己管理教育
(作業療法・生活指導)
強く推奨患者自身が痛みと付き合うスキルを習得。関節保護の工夫や痛みへの対処法を学ぶ。専門家の指導で日常生活動作を改善し、症状悪化を防ぐ​。
装具の使用
(指用スプリント等)
条件付き推奨​親指CM関節にはサポーター装着が強く推奨DIP/PIP関節用の装具(指輪状のスプリント等)はエビデンス不十分だが、痛み軽減に有効な場合あり​。テーピングも有効​。痛みが強い時の関節固定に活用。
温熱・寒冷療法
(温浴・パラフィン浴・冷却など)
条件付き推奨温めると痛み・こわばり軽減​。お湯浸け、ホットパック、パラフィン浴が代表的。炎症時は冷却も有効。安全で自宅で容易に実践可能。即効性は限定的だが継続で効果。
鍼灸・マッサージ条件付き推奨​痛みの軽減効果は証拠が限定的(プラセボ同等との報告も)​が、筋緊張の緩和やリラックスには有用なことも。興味があれば試しても良いが効果には個人差。
NSAIDs外用薬
(ジクロフェナクなど)
条件付き推奨​患部に直接作用し副作用少ない痛み止め。手指の痛みにも有効​。まず試す価値が高い。一方、カプサイシン軟膏は手では非推奨(目に入るリスク)。
NSAIDs内服薬
(イブプロフェン等)
強く推奨痛み・炎症を抑える効果大​。短期間の使用で生活の質向上に有益。長期連用は副作用に注意し、必要最低限の服用に留める。既往症次第で使用可否を医師判断。
アセトアミノフェン条件付き推奨軽度~中等度の痛みに使用。安全性高いが効果はマイルド​。慢性痛にはあまり有効でなく、効果不十分なら他の手段へ切り替え。肝障害に注意。
デュロキセチン条件付き推奨​慢性疼痛を和らげる効果。特に膝OAの痛み改善でエビデンスあり。手指にも適応する場合あり。うつ傾向や不眠を伴う痛みに有効なことも。
トラマドール
(弱オピオイド系)
条件付き推奨他の鎮痛剤で効果不十分な場合の次善の策。中等度の痛みを和らげるが、依存・副作用リスクあり​。短期間・最小限の使用にとどめ、医師管理下で慎重に。
サプリメント
(グルコサミン等)
非推奨グルコサミンは効果なし​。コンドロイチンは手指OAに限り有効の可能性(条件付き推奨​)も、作用は穏やか。魚油・ビタミンDも有効性証拠不十分​。期待しすぎに注意。
ステロイド関節注射条件付き推奨​短期的な痛み緩和に有効。指関節では技術要するが痛みに悩む場合に検討。効果は一時的なので、他治療と併用。年数回までに制限。
ヒアルロン酸注射非推奨有効性が確認されておらず​、膝・手ともにガイドラインでは推奨されない。費用対効果も低いため基本的には選択しない。
先進的注射療法
(PRPなど)
推奨なし(研究段階)PRP注射は研究中(初期研究では痛み改善報告​)。動注療法(後述)も含め、エビデンス不確実なため現時点でガイドラインは推奨せず。希望する場合は専門医と相談を。
手術(関節固定術)—(重症例で考慮)保存療法で改善しない重度例に最終手段として検討​。DIP関節では関節を骨融合し痛みを除去​。痛みは取れるが関節は動かなくなることも​。生活への支障度と痛みの程度を踏まえ慎重に判断。
手術(関節置換術)—(特殊な場合)人工関節は手指では成功率が低く一般的でない​。親指や手首で用いる例はあるが、DIP関節では通常は行わない。

推奨度は主にACR/関節リウマチ学会2019年ガイドラインに基づき、「強く推奨(エビデンス高・利益がリスクを明確に上回る)」、「条件付き推奨(エビデンス中~低・状況に応じて推奨)」、「非推奨(エビデンス上有効性無しorリスク超過)」で分類。

ガイドラインの最近5年間の変化ポイント

過去5年間(2020年以降)で、指のOA治療に関するガイドラインにもいくつかの更新がありました。ACRは2019年に手・膝・股関節OAの包括的ガイドラインを改訂し、それまでの2012年勧告から内容がアップデートされています。その中で特に非薬物療法の重要性が強調されるようになりました​

例えば運動療法や体重管理、患者教育プログラム、太極拳などは「強く推奨」に格上げされ​、薬物以外のアプローチを軸に痛みをコントロールする方針が打ち出されています​。一方で、従来よく使われていたサプリや一部の代替療法は推奨されなくなった点も注目です。グルコサミンは以前から懐疑的視されていましたが2019年改訂で明確に「強く推奨しない」ことが示されました​

またヒアルロン酸注射もエビデンス再検証の結果、効果がほとんどない上リスク(感染や費用)もあるとして非推奨とされました​。これは米国整形外科学会(AAOS)の膝OAガイドラインとも整合しており、AAOSも膝のヒアルロン酸注射を「効果なし」と結論付けています​。さらに外用カプサイシンも、2012年頃は痛み止めの選択肢でしたが現在は手では推奨されなくなった(誤って目に触れるリスクへの配慮)など、細かな変更点があります

一方、AAOSから手の変形性関節症(ヘバーデン結節含む)に特化した新たなガイドライン発表は確認されていません。しかしAAOSは2021~2024年にかけて膝や股関節OAのガイドラインを最新エビデンスで更新しており、保存療法の重視やオピオイド回避など、ACRと共通するトレンドが見られます​。AAOSの患者向け情報(OrthoInfo)でも、手の関節症の治療は「まずは安静・痛み止め・装具や温熱などの保存的治療を行い、どうしても難しければ外科的治療を検討する」という流れを推奨しており、基本的にACRのガイドラインと足並みを揃えた内容になっています。要するに、**「すぐ手術」ではなく「できる限り保存療法で対処」**し、それでもダメな場合に限り外科的介入を考えるというスタンスです。

最近の研究・新しい治療アプローチの動向

ヘバーデン結節を含む手の変形性関節症に対して、近年は再生医療や新技術を使った新たなアプローチも模索されています。

  • 低出力レーザー治療: 痛みのある関節にレーザー光を照射する方法です。2020年の小規模研究で、ヘバーデン結節・ブシャール結節(PIP関節結節)に対するレーザー療法が痛みと腫れを軽減し、可動域を改善したとの報告がありました。ただし被験者が高齢女性10名足らずの予備的研究であり、長期的な効果や最適な照射方法は今後の検証が必要とされています。
  • PRP療法(多血小板血漿注射): 患者自身の血液から抽出した血小板成分を患部に注射し、組織修復を促すことを狙う治療です。変形性膝関節症では一定の痛み改善効果を示す研究が複数出てきており、手の関節でも試みられています。最新の総説によれば、PRP注射は痛みと機能を有意に改善する可能性が示唆されています​。しかし研究ごとの結果ばらつきが大きく、再現性や適用条件を評価するさらなる大規模試験が必要です​。2025年現在、PRPは保険適用外の先進治療であり、効果も個人差があるため、希望する場合は専門医とリスク・費用も含めて相談することが大切です。
  • 幹細胞治療: 患者自身の幹細胞(脂肪由来幹細胞など)を関節に注入し、軟骨の再生や炎症抑制を図る研究も行われています。膝など大関節では一部臨床応用が始まっていますが、手指の関節ではまだ研究段階です。米国整形外科学会も*軟骨修復・再生医療の手指への応用」が今後の課題としており、安全性と有効性が確認されれば将来的に治療選択肢に加わる可能性があります。
  • 動注治療(指の動脈塞栓療法): 日本発の新しいアプローチで、痛みの原因となる異常な細血管網(モヤモヤ血管)に着目した治療法です。X線透視下で手首の動脈からカテーテルを入れ、患部の過剰な新生血管を収縮・閉塞させる薬剤を注入します​。痛みの信号に関与する異常血管と神経のネットワークを減らし、痛みを和らげる効果が期待されています​。日本では近年この「動注治療」がいくつかの医療施設で導入され始めており、短時間(1~2分)の処置で入院不要、副作用も今のところ重篤なものは報告されていないとされています。2023年時点で国内症例数は8000例以上にのぼり、海外(米国・ドイツ・台湾など)でも症例報告が出始めています​。ただし十分な臨床試験データが揃っているわけではなく、長期効果や安全性の検証の確認はこれからさらに必要です。現段階ではガイドラインに組み込まれる段階には至っていませんが、「従来は対症療法しかなかったヘバーデン結節に対する革新的治療」として注目されており、今後のエビデンス蓄積に期待がかかります。

以上のように、ヘバーデン結節の治療はこの5年間で**「確立された基本治療の再評価」と「新規治療への挑戦」が並行して進んでいます。基本的なガイドラインのメッセージは、「まずは運動や装具、薬などで痛みをコントロールし生活の質を維持すること」が最優先であり​、それでも難しい場合に限り手術や先端治療を検討するという流れです​

幸い痛みは加齢とともに落ち着くこともあるため、焦らずに保存的治療を続けることも重要です。患者さん一人ひとり症状の程度や生活背景が異なりますので、主治医と相談しながら、自分に合った治療プランを見つけていきましょう。

参考文献・情報源: ガイドライン出典(ACRガイドライン2019​:Osteoarthritis Clinical Practice Guidelines、AAOS OrthoInfo​)

日々の生活で指を労る習慣を身につければ、再発予防や症状緩和に役立ちます。ヘバーデン結節は誰にでも起こり得る身近な関節のトラブルだからこそ、「歳のせい」とあなどらず正しく向き合うことが大切です。

動注治療を
豊田市で受けられる

この治療法は、症状の改善だけでなく、痛みを抱えた日常生活を取り戻す希望として、多くの患者様から期待を寄せられています。

愛知県で動注治療を受けられるクリニックはまだ限られていますが、当院はオクノクリニックとライセンス契約を結び、専門的な治療を提供しています。

へバーデン結節治療の新しい選択肢として、ぜひご検討ください。

動注治療で 84.5% が改善

3ヶ月以内に痛みの自覚症状が改善

オクノクリニックでは、動脈注射療法の効果を追跡するため、定期的に報告会を実施しています。最近のデータでは、治療を受けた方の84.5%が3ヶ月以内に痛みの自覚症状が改善したと報告されています。

この高い改善率は、動脈注射療法がヘバーデン結節の根本的な原因にアプローチし、痛みを効果的に和らげる治療法であることを示しています。

さらに、動注治療後1年間の116例を対象としたアンケート研究では、3ヶ月後に84.5%、6ヶ月後に72.5%、12ヶ月後に75%の方が症状改善を実感しています。この結果は、動注治療が持続的な効果を持つことを裏付けています。

多くの患者様が、この治療によって日常生活の質を取り戻し、新たな希望を見出しています。痛みや不調に悩む方は、ぜひ動注治療を選択肢の一つとしてご検討ください。

痛みの軽減と日常生活の改善を目指し、患者様一人ひとりに合わせた治療を提供しております。

もし「痛みが続いている」「改善が見られない」と感じている方はぜひご相談ください。ご予約はお電話またはウェブで承っております。ご来院心よりお待ちしております。

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