はじめて受診なさる方へ
豊田土橋リウマチクリニックでの診察の流れを説明致します。
1.問診(症状について教えていただきます)
「関節リウマチと診断する」には、「関節リウマチと似た別の病気と区別する」ことが大切です。
関節が痛くなる原因は、関節リウマチだけではありません。
例えば変形性関節症、膠原病、ウイルス感染が原因で、関節が痛くなる場合もあります。
2.関節エコー検査(関節超音波検査)
関節の炎症を評価するため、関節エコー検査(関節超音波検査)を行います。
関節リウマチで腫れている関節は、関節エコー検査で「直接」見ることができます。
関節エコー検査(関節超音波検査)では
↓のように、関節の腫れ具合を画で見ることができます。
////////////の部分のように、腫れている関節を直接見ることができます。
当院の関節リウマチ診療では、
・関節の炎症の状態を共有すること
・治療方針を一緒に決めていくこと
を大切に考えています。
そのため、関節エコー検査を実施しながら
「関節の炎症を見える化すること」を大切に考えています。
そのために、こちらの写真のように、大画面で関節炎の状態を共有します。
関節エコー検査は、放射線の被爆なく安全に実施いただける検査ですのでご安心ください。
関節エコー検査は痛みなく実施できる検査です。心臓や腹部の超音波検査と異なり、強い力で押し付けることはないため、痛みもありません。
(下の写真のように、ゼリーの層がつぶれないよう、優しく当てることが検査のコツです)
※関節エコー検査(関節超音波検査)は受診した当日に実施し、当日に結果を確認できます。
3.血液検査
関節リウマチの確定診断には、抗CCP抗体(抗シトルリン化ペプチド抗体)とRF(リウマチ因子)という検査が役立ちます。これらの検査に加え、関節炎の原因となる、関節リウマチ以外の病気(膠原病や感染症など)ではないか、検査します。
※関節の痛みが強い場合には、結果を待つまでの間の治療方針を説明します。
4.関節リウマチについての説明と治療方針の説明
当院の関節リウマチ診療では、お持ち帰りできる疾患の説明冊子をお渡ししています。
関節リウマチの、これからの治療方針を説明致します。
ご予約は、ウェブ予約から受付しております。