お知らせ– category –
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乾癬性関節炎の性差(男女で症状や治療効果に違いがあるのか?LANCETより)
乾癬性関節炎(かんせんせいかんせつえん、Psoriatic Arthritis: PsA)は、皮膚の病気「乾癬」に関連して起こる関節の炎症性疾患です。わかりやすく言うと、乾癬の皮膚症状に加えて関節が腫れたり痛んだりする状態です。かつての見解では日本人には少ない... -
季節の変わり目(春、冬)リウマチの痛みはリウマチのせいなのか?リウマチ専門医が解説します。
季節の変わり目、特に春と冬は関節リウマチの症状が悪化しやすい時期と言われています。 この記事では、季節性の症状悪化の原因と、具体的な対策方法を詳しく解説しています。 また、気温や気圧の変動が体調に与える影響を、最近の研究結果も含めて解説し... -
関節リウマチ患者に対する有酸素運動療法: 最新研究や・ガイドラインと運動プログラム
一昔前は、関節リウマチ(RA)患者さんは安静第一という風潮でしたが、最近の研究やガイドラインでが運動療法の優位性の報告が増えています。安全に実施できる有酸素運動として、以下のような低侵襲で持続的な活動が含まれます(1)。特に膝や股関節など荷重... -
築地リウマチ膠原病クリニックを見学させていただきました。
聖路加の先輩の清水先生が築地に開院された、築地リウマチ膠原病クリニックを見学させていただきました。 2024/11/29~2024/11/30の2日間、当院での診療をより良くするために、東京へ行ってきました。 診療の中で大事にされている点や、院内での膠原病診療... -
相談・カウンセリング専用枠を設置致しました。
当院では、なるべく患者様をお待たせしたくないと考え、時間枠で出来る限りの診療を実施しております。 しかし一方で、時間を気にせずしっかり相談したい、将来のことを時間をかけて相談したい。という場合に対し、時間内で相談しきれない可能性があると考... -
愛知県名古屋市TKPガーデンシティにて、関節リウマチセミナーを実施しました
今回は、大阪公立大学医学研究科 膠原病内科 講師 渡部龍先生を愛知にお招きして関節リウマチセミナーを実施しました。 25人ほどの先生に聴講いただき、盛況な会になりました。トヨタ記念病院感染症科部長兼総合内科リウマチ科田中先生、大同病院リウマ... -
リウマチ膠原病診療マスト&ベストの関節リウマチの章を執筆しました
➀リウマチ・膠原病を疑い,そして適切な検査をして,➁リウマチ・膠原病を診断することの2本柱で構成となっています.また,リウマチ・膠原病疾患に苦手意識のある若手医師や非専門医がリウマチ・膠原病疾患の疑いのある患者を診る際に,スムーズに診断ま... -
関節リウマチ患者さんの妊娠と出産と授乳
関節リウマチは女性に多い疾患です。また、発症する年齢は下図のように20代、30代、40代でも発症するため、妊娠出産の時期に重なってくることもあります。 そのため、関節リウマチの治療方針を考えるときには、「将来の妊娠出産を見据えた治療方法」を患者... -
主治医の先生に、うまく相談できない時、試してみる3つの質問方法
関節リウマチの相談をしたいけど、主治医の先生に上手に言いたいことが伝えられない、相談できない。 特に、医師から【どうしますか?】と聞かれたときに、【どうしたらって言われても・・・】と困ってしまう場面で使いやすい質問方法です。 治療方... -
どんな患者さんで、生物学的製剤を積極的に検討するべきなのか(Poor prognostic factor)
Poor prognostic factor(予後悪化因子)について どんな患者様で、生物学的製剤(バイオ製剤)を積極的に考えていくか、について ・Poor prognostic factor(予後悪化因子)という考え方があります。 関節リウマチの治療は、メトトレキサートから始まるこ...
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