関節リウマチの治療をすると、痛みが取れますか?

関節リウマチは、治療をすると痛みが取れていきます。

抗リウマチ薬は、効果が出るまでに時間がかかり、2~3ヶ月くらいで薬効が出てくることが多いです。

そのため、痛みが良くなるのか不安になることもあるかと思います。

今回は、治療をすると、どのような痛みに変化していくか解説します。

 

痛みは徐々に取れ、減る

 

リウマチの病勢を見る方法に、SDAI(エスダイ)というものがあります。

1、痛い関節の数
2、腫れている関節の数
3、10点満点で、痛みが何点あるか

これらの指標に、CRPや医師評価を合わせた評価です。

【寛解】と言われる状態は、これらの足し算が3.3以下の状態を指します。

 

例えば、痛い関節が1つ以下、腫れている関節が1つ以下、10分の1以下の痛みになっていると、ぎりぎり寛解という状態です。

逆に言えば、痛みはそれくらい減ると見ることができます。

 

 

今痛みがあって心配かもしれませんが、痛みを取れるよう治療していきますので、心配なことはご相談ください。

 

痛みが続いている場合の考え方の解説はこちら