顔面神経麻痺ガイドライン2023に基づく鍼灸施術をお探しの方へ


顔面神経麻痺とは

顔面神経麻痺は、顔の筋肉を制御する顔面神経に問題が生じる状態です。通常、顔の一側が麻痺し、表情筋の動きや感覚に異常が生じます。この症状は様々な原因によって引き起こされ、治療が課題となります。鍼灸療法は、その中でも有望な治療法として注目を集めています。

2023年には、学会の治療ガイドラインにも掲載されてきています。

顔面神経麻痺ガイドラインの鍼灸については、下記の記事が分かりやすいです。

ハリトヒト。
2023年版 顔面神経麻痺診療ガイドラインの学び/鍼灸師・博士(心身健康科学):粕谷 大智 | ハリトヒト。 今回の学びは、2023年3月に発刊予定の「顔面神経麻痺の診療ガイドライン」がテーマです。

蝦子先生の記事も

ハリトヒト。
「バランスを調整して人と人をつなげる」医療連携を/鍼灸師:蛯子 慶三 | ハリトヒト。 東京女子医科大学附属東洋医学研究所(以下、東洋医学研究所)の蛯子慶三先生は、サッカー少年だったそうです。ポジションは今で言うボランチ。蛯子先生いわく「目立たない...

こちらは、東京女子医科大学附属東洋医学研究所の治療の流れですが、当院でもほぼ同様に考えております。

顔面神経麻痺に対する鍼灸は、海外でも論文数が増え始めてきています。

目次

【エビデンスに基づく鍼灸治療の後遺症軽減に関する報告】

麻痺後遺症の影響と鍼灸治療の報告

麻痺後遺症は患者の生活の質(QOL)を低下させる要因となります。これには随意運動の回復以外にも、顔面の感覚障害が含まれます。顔面のこわばり感や鈍重感、痛み、疲労感などが報告され、これらの症状の軽減はQOL向上に寄与することが明らかになっています(Prog Med.1996; 16(9): 2234-6.)。

鍼灸治療の報告と評価法

鍼灸治療は後遺症の軽減に寄与する可能性があると報告されており、特に顔面のこわばり感や疲労感の改善が報告されており、その評価法としてSunnbrook法やFaCE scaleなどが主に用いられています。ただし、これらの報告はほとんどが症例報告や集積であり、エビデンスのさらなる集積が望まれます。

当院では、顔面神経麻痺の時期にあわせた鍼灸施術を実施しています

当院では、顔面神経麻痺の時期にあわせた鍼灸施術を実施しています。

顔面神経麻痺でお困りの方、顔面神経麻痺の鍼灸ができる鍼灸院をお探しの方は、医師監修鍼灸院の、とよた鍼灸サロンHALにご相談ください。

医師×鍼灸師

とよた鍼灸サロンHAL様

すべては患者さんのために!

新潟医療福祉大学
リハビリテーション学部
鍼灸健康学科 学科長
顔面神経麻痺ガイドライン2023鍼灸部門執筆
教授 粕谷大智 先生

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