牡蛎(ボレイ)の効能・使用される漢方薬 

牡蛎(ボレイ)とはイタボガキ科のカキの貝殻であり、平肝熄風薬に分類される生薬です。中国を産地とし、炭酸カルシウムを主成分としており、少量のリン酸カルシウム、ケイ酸塩やケラチン質を有しています。

【中医学的に見る牡蛎】

肝、腎経を帰経とし、味を鹹、性を微寒とする生薬です。

陰が少なくなっているために陽のバランスが過剰になっている際に生じる不安感、動悸、めまい、耳鳴りに使用されます。

また、牡蛎には胃酸を中和する作用を期待され、胃酸過分泌時や胃潰瘍にも使用されます。

【主な漢方薬】

:生薬「竜骨」のページを参照して下さい。牡蛎はこの漢方薬において、精神を安定させる働きを持つとされます。

:生薬「茴香」のページを参照して下さい。牡蛎はこの漢方薬において、制酸作用を持つとされます。

:生薬「栝楼根」のページを参照して下さい。牡蛎はこの漢方薬において、精神を安定させる働きを持つとされます。

:生薬「竜骨」のページを参照して下さい。牡蛎はこの漢方薬において、精神を安定させる働きを持つとされます。

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