茶葉(チャヨウ)の効能・使用される漢方薬 西洋医学との関わり

茶葉(チャヨウ)は、ツバキ科のチャの葉を乾燥させた、清熱薬に分類される生薬です。日本、中国、インド、スリランカを産地とし、プリン塩基、タンニンを成分としています。発酵するとタンニン類が紅色色素に変化します。

 

【中医学的に見る茶葉】

茶葉は肝、心、脾、肺、腎、胃系を帰経とし、味を苦、性を涼とする生薬です。利水、清熱効果があります。あまり証にこだわらずに、広く使用する事ができる生薬です。

 

【主な漢方薬】

  • 川芎茶調散(センキュウチャチョウサン)

:頭痛に使用される漢方薬です。

 

【西洋医学的に見る茶葉】

カフェインには神経興奮作用、強心作用、利尿作用があり、タンニンは下痢止め、発癌プロモーター抑制作用、活性酸素抑制作用の報告がされています。

 

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