生薬の成分で探す– category –
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牡丹皮(ボタンピ)の効能・使用される漢方薬 西洋医学との関わり
牡丹皮はボタン科牡丹の根皮を乾燥させた、清熱涼血薬に分類される生薬です。中国、朝鮮半島、日本を産地とし、フェノール類、モノテルペン配糖体を成分とします。 【中医学的に見る牡丹皮と効能】 心、肝、腎を帰経とし、味を苦、辛、性を微寒とす... -
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生姜(ショウキョウ)の効能・使用される漢方薬 西洋医学との関わり
ショウガ科のショウガの根茎を乾燥させた、辛温解表薬に分類される生薬の一つです。中国、韓国、インド、アフリカ、日本を産地とし、辛味成分を主成分としています。 辛味のある食べ物は、一般的にはお腹の調子が悪い時には避けられますが、生姜は... -
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車前子(シャゼンシ)の効能・使用される漢方薬 西洋医学との関わり
車前子は、オオバコ科のオオバコの成熟種子を乾燥させた、利水滲湿薬に分類される生薬です。 中国、韓国、日本を産地とし、粘質物を主成分(プランタゴ-ムチラゲA)とします。日本では、雑草として一般的です。種子から出る粘液によって、人や車の足にくっ... -
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芍薬(シャクヤク)の効能・使用される漢方薬 西洋医学との関わり
芍薬はボタン科の芍薬の根の外皮を除去し乾燥させた、補血薬に分類される生薬の一つです。中国、朝鮮、日本を産地とし、モノテルペノイド配糖体やタンニン類を成分としています。 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と江戸時代から言われる通り... -
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地黄(ジオウ)の効能・使用される漢方薬 西洋医学との関わり
地黄は、ゴマノハグサ科のアカヤジオウの根の部分であり、補血薬に分類される生薬です。中国、朝鮮、日本を産地とし、テルペノイドを成分としています。 地黄は加工の仕方によって、効能が少しずつ異なる生薬です。火力で乾燥したものを「乾地黄」、乾地黄... -
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山薬(サンヤク)の効能・使用される漢方薬 西洋医学との関わり
ヤマノイモ科のヤマノイモ又はナガイモの周皮を除いた根を乾燥させた補気薬に分類される生薬の一つです。 長野や中国を産地とし、デンプンやマンナンを成分としています。また、消化酵素(アミラーゼ)を大根の約3倍量含むほか、活性酸素の除去する... -
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山椒(サンショウ)の効能・使用される漢方薬 西洋医学との関わり
山椒は、ミカン科のサンショウの成熟果皮を乾燥させた、温裏薬に分類される生薬です。 韓国、中国、日本を産地とし、辛味成分を成分としています。中国では花椒が用いられている漢方薬において、日本では山椒が用いられています。 山椒は、料理の味付け、... -
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五味子(ゴミシ)の効能・使用される漢方薬 西洋医学との関わり
マツブサ科のチョウセンゴミシの成熟果実を乾燥させた収渋薬に分類される生薬です。中国、朝鮮、日本を産地とし、リグナン、精油、脂肪油、有機酸(クエン酸、リンゴ酸)を主成分としています。生薬名は果実と種子に甘、酸、辛、苦、鹹の五味がある事に由... -
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胡麻(ゴマ)の効能・使用される漢方薬 西洋医学との関わり
胡麻とは、ゴマ科の芝麻(ゴマ)の成熟した種子を乾燥させた補陰薬に分類される生薬です。インド、中国、メキシコ、東南アジアを産地とし、リグナンや脂質を成分としています 中医学的に見る胡麻 肝、大腸を帰経とし、味を甘、性を平とする... -
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桂皮(ケイヒ) の効能・使用される漢方薬 西洋医学との関わり
桂皮とは、クスノキ科の肉桂の樹皮を乾燥させた裏温薬に分類される生薬です。中国南部、ベトナム北部を産地とし、フェニルプロパノイドやタンニンを成分としています。いわゆる、カプチーノなどにかかってくるシナモン・ニッキのことです。 ... -
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杏仁(キョウニン)の効能・使用される漢方薬 西洋医学との関わり
杏仁とは、バラ科の成熟したホンアンズ又はアンズの種子を乾燥させた、止咳平喘薬に分類される生薬の一つです。中国、北朝鮮、日本を産地とし、青酸配糖体、ステロイド、脂肪油、酵素を成分としています。 また、キョウニン油はバラ科の成熟したホ... -
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菊花(キクカ)の効能・使用される漢方薬 西洋医学との関わり
菊花は、キク科のキクもしくはシマカンギクの頭花を乾燥させた辛涼解表薬に分類される生薬です。中国を産地とし、クサンテノン、アントシアニンやビタミンAを成分としています。見た目にも美しいため、菊花茶は中国では健康茶として用いられていま...